ソアリン:ファンタスティック・フライトに乗ってきたよ。
こんにちは。
今日、ようやっと東京ディズニーシーにオープンしたアトラクション、『ソアリン:ファンタスティック・フライト』に乗ってきました。
このアトラクションは、ドリームフライヤーと呼ばれるライドに乗り、世界の壮大な風景を空を飛びながら旅行体験をする、というものです。
(しかも超巨大IMAXスクリーンに高解像度で映し出される!)
超絶大人気アトラクションなので4時間待ちでした。
(私が並ぶ前から2キャビンのうち1つがずっとシステム調整だったので結局5時間弱は並んでましたわね)
そしてなんといっても、世界のディズニーランドにあるソアリンとは違い、東京ディズニーシーの世界観に即したバックグラウンドストーリー(BGS)が構築されています。
(東京ディズニーシーのBGSを語るのは面倒なのでまた今度)
まずはソアリンの比較をば。
これらはアメリカのカルフォルニアアドベンチャー内のソアリンのキューライン。『空へ挑戦した人々を讃える博物館』といった趣ですが、
東京のソアリンが構えるのは南ヨーロッパの港町、という設定なので、それを裏付けるような展示物や、
『飛行にまつわるギリシャの神々』であったり、
世界史の教科書に登場するような『空へ挑戦した人々』まで展示されています。
(このブログのアイコンは、このソアリンに展示されてるダヴィンチだったりします)
なんだこの部屋……最高…………メチャメチャ泣いてる…………… pic.twitter.com/WJi9GNblWW
— よき (@Qyixon) 2020年1月19日
カルフォルニアのソアリンは『空へ挑戦した人々を讃える博物館』だったけど、東京のソアリンは『空へ夢を描き続けたかつての人類のイマジネーションを集めた博物館』で、それが今私がいる一部屋に凝縮されてて、好きなものしかこの部屋には展示されてなくて、死ぬほど泣いてる
— よき (@Qyixon) 2020年1月19日
さらに奥の部屋にはこんな展示も。
(すぐ泣くオタクなので周りのゲストから変な目で見られてましたが、その辺は、まあ、)
ともかく。
この東京のソアリンのBGSが本当に上手で、東京ディズニーシー的にも、東京ディズニーリゾート的にもよく仕上がっており、プレショー(ライド直前のお部屋)の演出以降が特に最高だった(ゲロゲロ泣いた)ので、そのあたりの私の所感をちょっと書き殴りたいと思います。
はじめに、我々はとある土地へ訪れます。
そこは、《夢と魔法の王国》。
ある人が想像し描いた夢と、クラシック音楽をアニメーションで描くファンタジーで紡がれた王国。
そこには、南国の鳥たちのお歌が聞こえるジャングルや、
黄金を求め人々が集った西部のフロンティア、
小動物が楽しく商いをする未開の土地、
数多のプリンセスが住う童話の世界、
トゥーンキャラクターたちの日常を垣間見れる街、
人類の未来に満ち溢れた未来都市が。
様々な文化がごちゃ混ぜになっているその世界は、まるで大陸です。
そんな大陸をだいたい18年くらい踏破してしまった我々は、大海へ探検に出かけます。
そこは、《冒険とイマジネーションの海》。
ワインが名産の南ヨーロッパから新天地を目指し、
巨大旅客船の処女航海の船出を祝い、
自然環境をコントロールできるような未来を訪れ、
ジャングル奥地の遺跡の神秘を解き明かし、
7つの海を制覇した青年と旅を共にしたり、
海底王国の人魚たちとともにプリンセスの結婚を祝い、
天才科学者のもとでさらなる深海の世界へ挑戦したり……。
そんなワクワクに満ちた海で15年くらい過ごしていましたが、次はまだ見ぬ世界、空への挑戦が始まります。
でもどうすれば空を飛べるのだろうか。
鳥のように大きな翼を羽ばたかせれば。
風をとらえるカイトと一緒になら飛べるのではないだろうか。
螺旋状の羽を作り、思い切り回せばいいのではないか。
結局、その程度じゃ重力に敵うはずもなく、全く飛べません。
しかし、我々がいま居るこの場所は《夢がかなう場所》。 《想像力がある限り、成長し続ける》場所です。
かつて、とある少年はこう言っています。
『楽しいことを考えるんだ。』『羽が生えたのと同じになる。』
イマジネーションさえあれば、空なんて軽く飛べる!
そして我々はドリームフライヤーとともに世界中を駆け巡る!
エベレストも、サバンナも、エアーズロックも、万里の長城も、どこへだって飛んでいける!
そうして世界を旅した我々は、また東京へ、冒険とイマジネーションの海へ帰ってきます。
でも、まだ冒険は終わらない。
だって我々にはイマジネーションがあるから。
空飛ぶ少年や雪の女王、読書好きの街娘や獣のような王子、東京に似た街で悪と戦うスーパーヒーローにだって会えるかも知れない!
もしかしたら、遠い昔の遥か彼方の銀河系にだって行くことができるかもしれない!
……こんなことをソアリンで東京までやってきた瞬間に気づかされました。 アホほど泣いた。
あと、余談だけれど、ソアリン乗り終わってイグジットエリアをテクテク歩いてたらファンタズミックがちょうど終わるタイミングで。
このショーって、始まりの1匹のネズミが、イマジネーションとともに煌びやかな世界を巡り、ラストはイマジネーションを武器にして悪役を倒すじゃないですか。
狙ったかのようにちょうどそのシーンで。 オイオイ泣きながら帰路につきました。
キューライン内の写真を提供してくれたユーキャンくん(@yuucanium)に感謝!